シラチャには我々日本人なら誰もが驚くようなマンションがたくさん建っています。そこはホテルのようでホテルでない、マンションのようでマンションでない、一戸建てのようでそうでもない。一体どのような形態の住居なのかご存知ない方は一見わからないと思います。でも実はこれ、2020年のオリンピックを控えた日本でも建設の予定がたくさんある、「サービスアパート」という形の新しい暮らし方なのです。日本のみなさまにはサービスアパートと言っても全く通じないと思いますが、タイではごくありふれたお金持ちの住処として浸透しています。では、これからもっともっと日本でも広まっていくだろうサービスアパートについてご紹介していきましょう。
シラチャはバンコクの南100kmほどに位置し、高速を使えば1時間ほどで到着します。バンコクの国際空港であるスワンナプームからなら40分ほどでしょうか。シラチャには日本人がたくさん移住していますので日本食などが簡単に手に入る住みやすい街です。日本人がみんなお金持ちでサービスアパートに住んでいるかというとそんなことはないのですが、シラチャのサービスアパートに限っていえばその入居者はほぼ日本人です。